一般社団法人日本コーティング協会公式サイト

同じ金額を請求している、という現実

知識も経験もない人と、長年培った技術と経験がある人とでは、仕上がりに違いが出るのは当然です。それなのに、同じ金額を請求しているのが業界の現状でした。

これは、技術のある職人にとって報われない話であると同時に、お客様にとっても不公平です。どちらが上手いのかを確かめる手段がないのですから。

コーティングは、その日は誰がやってもきれいに見える

この仕事の難しさはここにあります。施工した当日は、どの店で頼んでも車はきれいに見えます。差が出るのは半年後、1年後。そしてその頃には、なぜそうなったのかを検証する方法がありません。

だから業界では「硬い」「長持ちする」「最高級」といった言葉が先行してきました。数字も、何を基準に測ったものか説明されないまま広告に使われてきました。

だから、数値で証明することにした

有資格者と無資格者の違いを明確にし、一般のお客様にその違いを浸透させ、差別化していくこと。それが、正しいコーティングを実施する業者集団の「攻めの形」ではないかと私たちは考えました。我々の存在価値や意義を高めるために、資格制度は早急に必要だと考え、技能検定試験に取り組んでいます。

検定の中心に据えたのが、測色計を用いた評価方式です。研磨の前後を数値で比較すれば、「ツヤが向上した」という事実を、感覚ではなく数字で示せます。評価する側の主観も入りません。

2014年3月に3級を開始し、2015年6月には日本で初めてとなるコーティング技能検定1級試験を開催しました。

公平であること自体を、設計している

検定そのものの公平性にもこだわっています。2級の実技試験では、以前は監督官が手作業で傷を入れていました。手作業である以上、傷の深さ・範囲・入り方にどうしてもばらつきが生じ、受験者によって「消しやすい傷」と「消しにくい傷」が混在してしまう。これでは技術を正しく測れません。

2026年4月からは傷入れを機械化し、全受験者に同一条件の傷を再現できるようにしました。条件が揃えば、評価のブレもなくなります。短縮して生まれた時間は、受験者一人ひとりへの個別フィードバックに充てています。合否を渡して終わりにしない、というのが私たちの考え方です。

合格が、お客様に届くところまで

検定は、受けて終わりでは意味がありません。合格された方が在籍する店舗は在籍店一覧に掲載し、「どの店に頼めばいいか分からない」というお客様が、技術のある店にたどり着けるようにしています。

技術が正しく評価され、その評価がお客様に届く。その循環をつくることが、この検定の目的です。

測色計を用いた評価方式について
この評価方式は日本コーティング協会が、月刊BSRに連載された、「研磨した塗面のツヤを測色する」(ケヰテック株式会社金子代表投稿)の内容に基づき、金子代表立会いのもとご協力いただき、更に工夫を重ね出来上がった評価方式になります。

日本コーティング協会は、お客様にワンランク上のコーティング・サービスを提供するとともに、優れたコーティング技術の存在を一般に広く知らしめることで、お客様の満足度向上と業界のボトムアップを図ることが目的で活動しております、従いまして、興味がある方は、必ず当協会にお声をお掛けください。

評価方法のみを真似ることではなく、なぜ、ツヤが測色できるのか?、ツヤの色による数値化が必要なのか?、それの根拠、他の方法との比較や優劣、注意点など、を丁寧に説明して、話し合うことが出来ます。

検定を受けてみる

3級は実技なし。当日の講習を受けてから筆記試験に臨む形なので、初めての方でも受験できます。

コーティング技能検定とは
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