仕上がり直後は、どんな磨きも光って見えます
丁寧に工程を重ねた磨きと、そうでない磨き。納車の瞬間は、どちらも光って見える——
ここが、施工店の技術が価格でしか比べられなくなる原因です。
「見かけのツヤ」
コンパウンドの油分による「見かけのツヤ」。洗車や経年で油分が抜けると剥がれ、磨き残した傷(ペーパー目の戻り)が再び現れることがあります。仕上がり直後の見た目だけでは、この差は分かりません。
「素肌の数値」
本プログラムは、脱脂して塗装の“素肌”を露出させてから測定します。油分によるごまかしが効かない状態での研磨前後の数値変化は、「油分に頼らないツヤかどうか」の客観的な根拠になります。
相見積もりや価格の説明の場面で、「当店の磨きは、脱脂した塗膜の素肌で数値を確認しています」と語れる——
その根拠づくりが、このプログラムです。
人の目では、見えない領域があります
色の差を表すΔE*abは人間の知覚と相関することが知られており、ΔE 0〜0.5は「かすかに違う」とされる、人の目ではほぼ判別できない領域です。分光色差計は、経験を積んだ目でも捉えきれないこの領域の変化を測ります。
これは、長年鍛えたあなたの目を否定する道具ではありません。あなたの目が届く先を測る、目の延長です。長年の経験で磨き上げた仕上がりを、経験のないお客様や若手にも伝わる「数字」に翻訳する——感覚で仕上げてきた磨きが数値でどう出るのか、ご自身の技術の記録として残せます。
本評価方式の土台にあるのは、月間BSR連載(ケヰテック株式会社 金子代表 投稿)で示された考え方です。研磨とは、深い傷をより浅い傷へ段階的に置き換えて平滑にしていく行為。荒れた塗面は光を乱反射するため、正反射光を除いて測るSCE方式ではL*値(明度)が高く出ます。研磨が進み平滑になるほど拡散反射が減り、L*値は下がる——研磨前後の−ΔL*(明度の減少)が、ツヤ向上の客観的な証拠になります。
この数値は、あなたの店のどの場面で効くのか
検証で得られるのは「研磨前後の塗膜変化の数値」です。それが日常の場面の根拠になります。
相見積もりで、価格だけで比べられる
工程数や使用資材を説明しても、お客様には伝わりにくい——。研磨前後の数値変化と、JCA公式認定(第三者機関の公認)は、料金の根拠を説明する材料に使えます。「値段ではなく、数値で選んでいただく」ための土台づくりができます。
「本当にきれいになったの?」に、口頭でしか答えられない
入庫時と研磨後の塗膜状態を数値で比較できるため、仕上がりの説明責任を数値で果たせます。余計な傷を増やしていないかも数値で把握できるので、品質管理・施工後の説明の裏付けになります。
「もうちょい」「まだ甘い」が、若手に伝わらない
感覚でしか伝えられなかった仕上がり基準を、数値で言い換えられます。研磨前後の変化が数値で出るため、若手が自分の到達度を自分で確認する物差しとして使えます。ベテランの基準を、数値としてお店に残せます。
色によって、仕上がりの判断が難しい
黒でも白でも、車の色を問わず塗膜の状態を測定・評価できます。バフ・コンパウンド・ポリッシャーの組合せごとの結果も数値化でき、資材選定の社内基準づくりに活用できます。
研磨技術を証明できる評価方法として、コーティング塗布前(入庫時)と研磨作業後の塗膜状態を数値化。研磨作業が正しく行われたかを明確に把握でき、品質管理にもお役立ていただけます。
※ 本プログラムは測定条件下での研磨結果を数値化・検証するものであり、当協会が特定の製品の優劣を認定・推奨するものではありません。
これは、あなたの磨きを数値で確かめる「検証」です
本プログラムは、ご自身の磨きが数値でどう出るのかを、協会の評価方式で一緒に確認する「検証」です。検証は、再現性のある研磨技術を持つ協会公認の会員が担当し、コーティング技能検定2級試験で使用する自己修復塗膜の試験専用パネルを用いて、統一条件で行います。
数値は、感覚とのすり合わせの材料です。長年の経験をお持ちの方ほど、「自分の目と数値がどう対応するのか」を確かめる場としてご活用いただけます。
職長と若手で、一緒に受けられます
同じ会社の2人目以降は30,000円(税別)。職長と若手が同じ日に、同じ条件で受けやすい料金体系です。
同じパネル・同じものさしで並べて測れる
職長と若手、それぞれの研磨前後の数値を同一条件で確認できるため、「どこまで磨けば良いのか」を数字で共有する教育の物差しとして使えます。「もう少し」「まだ甘い」といった感覚的な指導を、数値という共通の物差しに置き換えられます。
出張開催なら、いつもの店・いつもの設備で
出張開催は1名から承ります(半日・検証は最大4時間・出張旅費/諸経費込み)。普段の環境のまま、社内研修として半日で設計できます。
認定は「会社」宛てに発行されます
JCA公式認定・数値化証明は、技術者個人ではなく法人または事業主宛てに発行されます。会社の品質への取り組みとして活用できます。
例)会員店舗で職長1名+若手2名 = 100,000円+30,000円×2 = 160,000円(税別) JCA会員は概ね半額でご利用いただけます。
ご利用料金(カーディテイリング事業者向け)
非会員・会員問わずご利用いただけます(表は非会員料金・会員は概ね半額)。
| JCA会員店舗で受ける | 出張開催(会員が出張) | |
|---|---|---|
| 1社1人目 | 100,000円 税別 | 150,000円 税別 |
| 同社2人目以降 | 30,000円 税別 | 30,000円 税別 |
| 2社目以降(別会社) | 50,000円 税別 | 50,000円 税別 |
| 最低人数 | お問い合わせください | 1名から |
| 所要時間 | 半日(検証は最大4時間) | 半日(検証は最大4時間) |
上記は非会員の料金です。JCA会員は概ね半額でご利用いただけます(詳細はお問い合わせください)。
- 表示価格はすべて税別です。
- 同社2人目以降の料金により、職長・若手などチームでの受講(社内教育としての活用)がしやすくなっています。
- JCA公式認定・研磨検証の数値化証明は、法人または事業主への発行となります。
- 出張開催の料金には出張旅費・諸経費を含みます。
- ケヰテック株式会社 金子代表による「ツヤを色で計測するアプローチ・研磨の体系的考察」の講習は、6社または10名以上から開催可能です。
フォームに「研磨検証プログラム希望」とご記入ください
検証会の開催可能エリア
現在、分光色差計による検証を行えるJCA会員は全国で数名です。開催可能な地域は次の通りです。
カーケアポート
LaLaport YOKOHAMA
株式会社andCLEA
エコスタイル熊本
株式会社Best One
しゃかりき Japan本店
ご利用の流れ
問い合わせ
フォームから「研磨検証プログラム希望」とご連絡ください。
日程・会場の調整
会員店舗での受検か、出張開催かを相談して決定します。
検証会(半日・最大4時間)
入庫時と研磨後の塗膜を測色計で数値化。あなたの磨きの数値を一緒に確認する検証です。
検証を終えた店に、何が残るか
検証会は半日で終わります。手元に残るものは、その後も使い続けられます。
検証当日 | 自店の「基準値」が数字で残る
研磨前と研磨後の塗膜の変化が、測色計の数値として手元に残ります。感覚でしか語れなかった自店の仕上がり基準を、数字で持ち帰ることができます。若手への指導では、「もう少し」の代わりに数値を物差しとして使えます。
修了後 | 法人宛ての公認と、公式リストへの掲載
JCA公式認定は、技術者個人ではなく法人・事業主宛てに発行されます。あわせて、JCA公式の「数値化証明済み施工店リスト」に掲載されます。このリストは、施工店を探す一般のお客様の入口になるページです。貴店の自社サイトやお見積り・店頭説明から、このリストを「第三者の紹介ページ」として案内する使い方ができます。
実際の掲載ページを見る →店頭・Webで | 「数値で説明できる店」として語れる
研磨前後の数値は、お見積りや施工内容のご説明で、料金と品質の根拠としてお使いいただけます。「JCA公式リストに掲載されている店です」という一文は、初来店のお客様への信頼の説明材料に使えます。「価格」ではなく「数値」で選ばれるための材料です。
広告と違い、法人宛ての認定と公式リストへの掲載は、検証会が終わった後も営業資産として使い続けられます。
「よく切れて艶が出る」の先を、数値で語りませんか
コンパウンド・バフ・研磨資材のメーカー、販売会社向けに、製品の研磨結果を数値化する検証・研修のご案内をご用意しました(内容・料金は個別ご提案)。
よくある質問
Q. 数値が思うように出なかった場合、どうなりますか?
本プログラムは、研磨前後の塗膜の変化を測色計で確認する「検証」です。数値は研磨の状態を把握し、品質管理や技術向上に役立てるためのものです。検証の進め方や結果の取り扱いにご不安がある場合は、お問い合わせ時に遠慮なくご相談ください。
Q. 長年、自分の目で仕上がりを判断してきました。測色計は必要でしょうか?
測色計は目の代わりではなく、目の延長です。色差ΔE*ab 0〜0.5は人の目では判別が難しい精度の領域で、本プログラムはこの領域の変化を数値化します。ご自身の目で確認してきた仕上がりを、お客様や若手スタッフに伝わる数字に翻訳する手段としてご活用いただけます。
Q. 従業員に受けさせたいのですが、複数名で受けられますか?
はい。同じ会社の2人目以降は1名30,000円(税別)です。研磨前後の変化が数値で示されるため、「もう少し」「まだ甘い」といった感覚的な指導を、数値という共通の物差しに置き換える教育の場としてもご活用いただけます。
Q. 店を半日空けるのが難しい/開催店舗が遠方です。
検証は半日(最大4時間)で完結します。会員店舗(神奈川・熊本・広島)での受検のほか、出張開催を1名から承っています(150,000円 税別・出張旅費/諸経費込み)。ご自身の店舗・普段お使いの設備環境で受けていただくことも可能です。職長と若手をまとめて半日で受ける形もご相談いただけます。
Q. 検証結果の数値は、お客様への説明や見積りに使えますか?
研磨前後の数値変化は、施工品質や料金の根拠をご説明いただく際の材料としてお使いいただけます。表記方法(測定条件の明記など)はお問い合わせ時にご相談ください。
Q. 認定を受けた技術者が退職した場合、認定はどうなりますか?
認定は技術者個人ではなく、法人または事業主宛てに発行されます。退職・独立時のお取り扱いなど詳細はお問い合わせください。
Q. 会員でなくても受けられますか?
はい。非会員・会員問わずご利用いただけます。
Q. 所要時間はどのくらいですか?
検証は最大4時間です。1時間で終了した場合も、料金は同一(4時間まで定額)です。
Q. JCA会員だと料金は変わりますか?
はい。JCA会員は非会員料金の概ね半額でご利用いただけます。詳細はお問い合わせください。
Q. 修了すれば、すぐ測色計の評価ノウハウを使えますか?
本プログラム修了のみでは評価ノウハウの提供は行っていません。導入をご検討の場合は「測色計を用いた評価方式の導入」をご確認ください。
Q. どの地域で受けられますか?
会員店舗での開催(神奈川・熊本・広島)のほか、出張開催も承ります。
Q. 認定・証明は誰宛てに発行されますか?
法人または事業主への発行となります。
測色計を用いた評価方式について
この評価方式は日本コーティング協会が、月間BSRに連載された、「研磨した塗面のツヤを測色する」(ケヰテック株式会社金子代表投稿)の内容に基づき、金子代表立会いのもとご協力いただき、更に工夫を重ね出来上がった評価方式になります。
日本コーティング協会は、お客様にワンランク上のコーティング・サービスを提供するとともに、優れたコーティング技術の存在を一般に広く知らしめることで、お客様の満足度向上と業界のボトムアップを図ることが目的で活動しております、
従いまして、興味がある方は、必ず当協会にお声をお掛けください。
評価方法のみを真似ることではなく、なぜ、ツヤが測色できるのか?、ツヤの色による数値化が必要なのか?、それの根拠、他の方法との比較や優劣、注意点など、を丁寧に説明して、話し合うことが出来ます。
油分が抜けた後も残るツヤか。
脱脂した“素肌”の数値で、確かめませんか。
開催地域・日程・料金、チームでの受講のご相談まで、お気軽にお問い合わせください。
研磨検証プログラムを問い合わせる →フォームの本文に「研磨検証プログラム希望」とご記入ください
